内への丘/2008
そのあこがれは、自分の姿を見つけられるか?
身にまとい、動くと肌にぴたりとすりよる。
でも決してそれとは一緒にはなれません。
切り離してあこがれをもう一度見ます。
それはもう私のあこがれではありません。
あこがれは別のものとなり、私が惹かれる理由を見せてくれると思っていました。
それはとんでもない思い違いでした。
立っている姿はふわふわしたままではいられません。
ふわふわは途切れました。
私のあこがれはどこへいったのか?
わたしの肌に近い色。
インスタレーション/
シュミーズ、パラフィンワックス
アーツチャレンジ2008/
愛知芸術文化センター